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2024.07.29スタッフブログ
解体工事における養生シートの役割・養生シートは設置しなくてもよい?【解体工事ブログ】
解体工事における養生シートの役割・養生シートは設置しなくてもよい?【解体工事ブログ】
福岡県福岡市にお住まいの皆様こんにちは!
解体工事『九州クリーン解体』のブログ更新担当です!
福岡県福岡市の皆様はいかがお過ごしでしょうか?
今回は、【解体工事における養生シートの役割・養生シートは設置しなくてもよい?】についてご紹介していきたいと思います。
解体工事を行う際に建物をシートで覆っているのを見かけたことがあるという方も多いのではないでしょうか。
解体工事の期間中に建物を覆っているシートの事を「養生シート」といいます。
実は、この養生シート、解体工事においてとても大切な役割を果たしてくれているのです。
今回はこの養生シートについて紹介していきたいと思います。
福岡の解体工事 | 解体工事における養生シートの主な役割 |
福岡の解体工事 | 粉塵や埃の飛散防止 |
福岡の解体工事 | 騒音の軽減 |
福岡の解体工事 | 作業員の落下防止 |
福岡の解体工事 | 工具などの落下防止 |
福岡の解体工事 | 建物の倒壊防止 |
福岡の解体工事 | 解体工事に養生シートを設置は必須? |
福岡の解体工事 | まとめ |
解体工事における養生シートの主な役割
解体工事の際には養生シートの設置がとても大切です。
養生シートを設置することによって「粉塵や埃の飛散防止」「騒音の軽減」「作業員の落下防止」「工具などの落下防止」「建物の倒壊防止」などの効果が期待できます。
粉塵や埃の飛散防止
建物の解体工事を行う際には粉塵や埃が発生します。養生シートを設置せずに解体工事を行うと この粉塵や埃が近隣へと舞い散り、洗濯物や車、家などを汚してしまいます。
解体工事の際には粉塵を防止するために水をかけて散水しながら解体作業をしていきます。
乾いている状態で解体工事を行うと粉塵や埃が舞ってしまいます。
そのため散水をおこなうのですが、散水だけでは粉塵を防ぎきることはできません。
この養生シートで建物を覆うことで近隣への被害や迷惑を最小限に抑えることができるのです。
騒音の軽減
養生シートには、騒音を軽減する効果も期待できます。シートに防音効果があるのかと驚かれる方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、解体工事で使用している養生シートは厚みがあるので防音効果もしっかりと期待できるのです。
解体工事の際に一番トラブルや問題になるのは騒音ではないでしょうか。
解体工事の際には大きな重機で頑丈な建物を取り壊していきます。大きな重機やトラックはエンジン音も大きいです。
その重機で壁を壊したりする音、ブロック塀を倒す音、鉄骨などを切る音・・。
解体工事では様々な騒音が発生します。それほど大きな音ではなくても普段聞きなれないこういった種類の音は近隣の住民や通行人にとってストレスという場合もあるでしょう。
養生シートを設置することにより解体工事で発生する騒音の軽減が期待でき、近隣の住民や通行人への最大限の配慮をすることができます。
作業員の落下防止
解体工事の際には建物の周囲に足場を設置して作業を行います。
作業員は安全帯などを装着して安全に作業を進めますが、何らかの原因で落下してしまう可能性もゼロではありません。
もちろん万全の安全対策をおこなって解体工事をしていますが、万が一にも作業員が落下してしまった場合 養生シートがなければ通行人や近隣にも被害が及ぶかもしれません。
養生シートは粉塵や騒音の軽減だけでなく、解体工事を安全に進めるうえでも重要な役割が期待できます。
工具などの落下防止
また、工具や資材などが落下する恐れもあります。
前述のとおり、養生シートのない解体工事の現場から工具や資材や作業員が落下してしまうと作業員本人だけでなく、通行人を巻き込む大事故になってしまう可能性も十分考えられます。
養生シートがあれば万が一、工具や資材が落下しても養生シートの内側のことですみます。
建物の倒壊防止
最悪の場合、解体工事中の建物が倒壊してしまった場合に養生シートがあるとシートの事側への被害は回避できます。
解体工事の現場は危険と隣り合わせです。そのため、解体業者は社員一人一人がしっかりと安全への意識を持ち、しっかりと安全対策を行っています。
しかし、万が一にもこのような事態がおこらないとは限りません。近隣の住民や通行人、作業員の安全を守ってくれるのが養生シートなのです。
そして、解体工事の期間中、出来る限りストレスなく過ごしていただけるよう養生シートを設置しています。
解体工事に養生シートを設置は必須?
さて、解体工事において養生シートを設置することはとても大切だということでしたが、実は養生シートを設置することは義務付けられているわけではありません。
建物にアスベストを使用した建材がない工事現場では養生シートなしで解体工事を行うことは可能なのです。
解体工事で養生シートを設置しないことは違法ではないのですが、国土交通省の「建築物解体工事共通仕様書」では、以下のように養生について記載がされています。
解体工事を依頼する際には養生シートを設置してくれる解体業者を選ぶことをおすすめします。
(1) 騒音・粉じん等の対策は、次の(ア)から(ウ)までにより、適用は特記による。特記がなければ、
(ア)による。
なお、シート類は防炎処理されたものとする。
(ア) 防音パネルは、隙間なく取り付ける。
(イ) 防音シートは、重ねと結束を十分に施し、隙間なく取り付ける。
(ウ) 養生シート等は、隙間なく取り付ける。
(2) 防音パネル等を取り付ける足場等の設置範囲等は、特記による。足場等は、防音パネル等の
取付けに適した材料及び構造のものとし、適切な保守管理を行う。
引用:建築物解体工事共通仕様書(国土交通省)
【解体工事における養生シートの役割・養生シートは設置しなくてもよい?】について紹介いたしました。
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